YOGA(ヨーガ)とは
① YOGA(ヨーガ)とは、サンスクリット(梵語)で結合・統合という意味です。
Yuj(ユジュ)が語源であり、統一という意味です。
心と何が結びついているかでその人の品性が決まります。
バクティ・ヨーガで説いているように、神々との統合を必須と考えます。
・・・と言えば、数々の事件を起こす宗教団体というイメージを持たれますが、
ここで言う「宗教」とは、あなたご自身の心の結びつきです。
また、心と体のバランスが崩れると、様々な不調や症状となって表われると考えられています。
② ヨーガとは心素(チッタ)の働きを止滅することである。 (ヨーガ・スートラ第一章第2節)
心素とはチッタというサンスクリットで、意識作用という意味です。
つまり、ヨーガは意識作用を止めるということです。
これについてパタンジャリ大師はこう説いています。
ヨーガとは心素の働きを止滅させることであり、心素の働きが止滅すれば
観る者たる真我は、その本姓にとどまる。
心の働きの制御には二つの意味がある。
1. ある対象物に集中させること。 (良心 : 内なる神様 など)
2・ 心の働きを常時沈めておくこと。
簡単に言うと、「無執着となれとなり己を無と為す」ということですが、容易なことではありません。
斯くの如く諸感覚器官の働きをしっかりと制御することがヨーガである。
<10頭の馬と御者> (カタ・ウパニシャッド Ⅵ-11)
③ ヨーガとは心の作用を平静にしてゆくことである。
ヨーガとは意思の働きを沈める巧みな技法(ウパーヤハ)である。
瞑想 ・ 祈り ・ 真言誦唱 ・ 聖歌斉唱
当惑させられるような聖典の教説に惑わされた汝の理智の働きが最終的に不動のものとなり、
(真我を思念する)三昧の境地が確立される時、汝は真のヨーガの境地に達するであろう。
(バガバッド・ギーター Ⅱ-53)
良心の源を見つけたら、ヨーガは確立する。
良心を知ると他と比べない、区別を見ない。
④ ヨーガとは肉体の意識(知性・感性)との調和状態を造ることである。
アーサナ、呼吸を意識化する、行為(カルマ)にのみ専念する。
現代のヨーガでは、アーサナが中心となってしまっていますが、アーサナの目的とは何かという
事を正しく理解しなければいけません。 肉体への刺激によって意識化することが大切です。
ですから、体が硬いだの柔らかいだのは結果論であり、そこだけを目的としてアーサナを
行ってしまうと、どうしても肉体に負担がかかり怪我や故障を起こします。
更に厄介なことに、他人と比べてしまい、ヨーガの本質と大きくかけ離れてしまいます。
⑤ ヨーガとは上手な行為(カルマ)の仕方である。
何をするかではなく、如何に行為しているかが大事。
これも身近で理解しやすいという意味で、アーサナに用いられます。
ヨーガとは行為を為す際の技量なのである。 (バガバッド・ギーター Ⅱ-50)
この技量とはアーサナで例えると、行為の際にリラックスしつつ必ずその行為を意識しておくこと。
結果ではなく、行為=過程 が大切なのです。
ですから、アーサナでもただ身体を柔らかくしたいとばかり思ってしまうが故に、
肉体への刺激によって意識化をし、心へ結びつけるという大切な過程を無視し、
「私は体が硬い・・・ だから駄目だ・・・ 私はヨーガには向いていない」というネガティブな
思想が心を占領してしまうのです。 それはヨーガのせいではなく、あなたの心が作り出すものです。
⑥ ヨーガとは人間の進化を自然に加速させる方法である。
スワミ・ヴィヴェーカナンダ大師はこう説いています。
ヨーガとは人の存在をその一生涯のうちに、あるいは数ヶ月、
数時間のうちに変革させてしまう手段である。
つまり、人間存在を動物の次元から神人、神様の次元へと変革させてくれる手段である。
この部分を身勝手に解釈し、ある宗教団体の教祖は己を神とし大変な事件を引き起こしました。
ヨーガの聖典は解釈の仕方によりとんでもない方向へと向いてしまいます。
ですから決して聖典や経を読むことだけで、ヨーガを行じることはできないのです。
必ずグルと師弟の関係を結び、行じなければなりません。
私達の心の質が低ければ低いほど、ヨーガの聖典の解釈は困難だからです。
⑦ ヨーガとは人格の各種の次元(人間五蔵説)の統合を意味する。
シュリ・オーロビンド大師はこう説いています。
ヨーガとは人の存在を肉体的、感覚的、情動的、知的、霊的と、
総合的に成長せしめる手段である。
つまり、個人の中に潜んでいる可能性を引き出して完全な自己存在を生じさせる手段です。
ヨーガ療法を基本に行うYOGIONでは、この部分を皆さまに習得して欲しいと考えています。
上記のヨーガの内容を総まとめし、アーサナによってヨーガの智慧を感覚で知って頂くには、
「己で知る」ことが必要不可欠です。 ですから、意識化することや、内観が最重要なのです。
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